2010年04月14日
安中草三郎 <その2> ♪

三社神社の階段下左にある『草三之碑』
※寄席では安中草三郎は「あんなかそうざ」と呼ばれる。
図書館で検索してもらうと『三遊亭円朝全集5』に
「後開榛名梅ヶ香(おくれざき はるなのうめがか)」が
収録されていることがわかり、取り寄せてもらいましたが
長編で登場人物が多く、読了は無理・・・(- -;
で、いろいろな解説を読んでみると
円朝が34、5歳(明治5、6年)頃、「榛名の梅吉」や「あんもの草三」
といった下敷になる話をもとに、伊香保の土地の親分、福田龍造
から直接聞いた話も加えて、実地調査の上で創作された安中草三
の伝記である。明治18年から19年にかけて分冊で刊行された。
大長編なので通しで演じられることは今後もなさそう。
落語のほかに、講談や浪曲、歌舞伎でも演じられているという
ことです。

した浪曲師・広沢虎造が影響を受けた名人で
三代 鼈甲齋虎丸(べっこうさいとらまる)の
「安中草三郎 表題附:千住の捕物」のレコード
新しいところでは2009年11月7日に、落語家のむかし家今松が
国立演芸場の独演会で『後開榛名梅香』より「安中草三」を演じて
75分間、退屈する箇所は一箇所もなかった・・・そうです。
「後開榛名梅ヶ香」の詳しい内容はこちらにありますが、安中草三郎(のちに榛名の梅吉)の奥さんのお墓の写真が掲載されています。「伝安中草三郎妻うた女墓」と読めますが・・・。

いうことで、訪ねてみましたが・・・
確認はできませんでした。
◆東光院 安中市安中3-22-36
上州の侠客榛名の梅吉は実在したとしても、安中草三郎は円朝
の創作上の人物・・・安中草三郎が実在したと言い切れるかどうか
は、疑問の残るところです。
Posted by 風子 at 13:44│Comments(2)
│■ 中山道・歴史さんぽ
この記事へのコメント
浪曲は、親父もお袋も大好きでしてね。
私も子どもの頃から、ラジヲで虎造聞いてましたよ。
でも、安中草三郎の話は聞いたことないです。(と思います。)
聞いてみたいなー。
私も子どもの頃から、ラジヲで虎造聞いてましたよ。
でも、安中草三郎の話は聞いたことないです。(と思います。)
聞いてみたいなー。
Posted by 迷道院高崎
at 2010年04月14日 20:34

>迷道院高崎さま
なにか手仕事をしながら、ラジオを聞くことが一般的でしたので、
随分、いろいろな番組を聴いたような思い出があります。
芸達者が多くて、浪曲も落語も面白かったですね。
安中草三郎の話は「虎造節」で聞いてみたいものです^^。
なにか手仕事をしながら、ラジオを聞くことが一般的でしたので、
随分、いろいろな番組を聴いたような思い出があります。
芸達者が多くて、浪曲も落語も面白かったですね。
安中草三郎の話は「虎造節」で聞いてみたいものです^^。
Posted by 風子 at 2010年04月14日 21:38