群馬で出会った自然や季節の花、文化遺産、つぶやきなどを写真で綴ります。
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2010年07月29日

板鼻・七不思議伝説 〈6〉 ♪

板鼻七不思議伝説
(3)姥が池(うばがいけ)

昔、天神山の麓、徳定屋敷跡の土手
下に、かなり大きな池がありました。

 (イメージ)
応永の末頃(1410年)南朝の尹良(ただなが)親王が戦没され、遺された王子・良王君(6歳)は天神山の麓、小野徳定の館に隠れ住み、臣下の上杉祐定の妻、伊久女が姥としてお育てしていましたが、4年後、尾張の国に移り住むことになりました。姥の伊久女は手塩にかけた良王君との別れを嘆き悲しみ、この池に身を投じてしまったのだそうです。このときからこの池は“姥が池”と呼ばれるようになりました。村人は姥を哀れみ、池のほとりに立って「姥やーい」と呼ぶと、天神山にこだました声は「おーー!」と応えてくると伝えられたそう
です。

で、現在の姥が池ですが、勅使川原先のアドバイスをいただいて、古城団地近くの徳定屋敷跡に建つ個人のお宅の脇に、水路
鯉が泳ぐ生け簀として残っていることを確認することができました。
その後、水は道場川にそそがれているようです。

以上で板鼻七不思議はすべて、場所と詳細を掲載することが
できました。
ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

 ◆参考文献:中仙道板鼻宿 / 川島一郎 著
 ◆参考資料:安中文化会発行「冊簡2009年夏145号」
       板鼻史跡めぐり(其の弐)
       【付記】板鼻七不思議について/ 勅使川原四士男
       掌編小説 姥が池今昔 / 勅使川原 良 作

  ◆天神山





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この記事へのコメント
七不思議巡り、私も現地へ行ったかのように気分で読ませて頂きました。
楽しかったです(^^)
ありがとうございました。

このような伝説、いつまでも伝えていきたいものです。
まずは、小学校の郷土史教育からですね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎 at 2010年07月30日 07:08
>迷道院高崎さま

七不思議伝説、あわやザセツ?!という
感じだったのですが、なんと不思議なことに
多くの方々に助けていただいて、なんとか全7件
探すことができました。有難いのひとことに尽きます^^。
Posted by 風子風子 at 2010年08月03日 10:57
たまたま見させていただきました。
板鼻育ちです。
びっくりです。
七不思議ってホントにあったんだ。
子どもの頃遊んだ場所ばっかりだけど
そんな云われがあるとは・・・・・

しかし、素晴らしいレポートありがとうございました。

お盆にお墓にいくので、見に行ってみよっと。
Posted by 退屈な人 at 2010年08月12日 16:10
>退屈な人 さま

お越しただき、ありがとうございます。
川島一郎さんや勅使河原四士男さんという、立派な
研究者がいればこそのレポートでした。

現在はかなり違う風景になっていますが、故郷の
その場所で、いにしえ人を想ってみるのも・・・いいかも^^。
Posted by 風子 at 2010年08月12日 16:31
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板鼻・七不思議伝説 〈6〉 ♪
    コメント(4)