群馬で出会った自然や季節の花、文化遺産、つぶやきなどを写真で綴ります。
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2010年06月14日

吉井町の「多胡碑」 ♪


 地元の方に「タゴヒは見ましたか?」と、たびたび聞かれて何年も
 気になっていたのですが・・・運よく藤岡の帰り道で多胡碑の表示
 を見つけました。
 吉井いしぶみの里公園の中で、大木と歌碑に囲まれて小さい
 けど立派な建物に納められていていました。中には入れませんが、
 ドアの横のボタンを押すと室内がライトアップされ解説が流れます。


 素朴でおおらかな書体・・・icon12  【国の特別史跡】

 
 ↑多胡碑文    ↑読み下し文

 多胡碑は和銅4(711)年3月に多胡郡が設置され、その記念に
 建てられた石碑で、上野三碑の一つです。
 碑文は6行80字が和漢混淆文(わかんこんこうぶん)で記されてい
 て、内容は
 太政官(朝廷)からの命令書をもとに、片岡郡・緑野郡・甘良郡の
 三郡の中から三百戸を分けて新しい郡をつくり、羊(ひつじ)という
 人に支配を任せ、郡の名前は多胡郡(たごぐん)としなさい・・・
 
 など、、新郡の成立された経緯が示されています。

 地元では、碑文中の「給羊」から発生した「羊太夫伝説」があって、
 この碑は「羊太夫」の墓とされ「ひつじさま」と呼んで尊崇、信仰の
 対象とされ、大切に保存されてきたようです。

 多胡碑は朝鮮半島の文化や技術が深くかかわっているといわれ
 ています。

 多胡碑の書は江戸時代に国学者高橋道斎によってその価値が
 全国に紹介され、その後多くの文人墨客が多胡碑を訪れていま
 す。また、多くの学者や書家が悠々とした配字や堂々とした古風
 な筆法に注目し、研究されているようです。
 その価値は清代の中国の書家にも認められ、手本とされています。
                       (参照:多胡碑記念館図録)



 立派な多胡碑記念館がありましたが
 ゆっくり巡りたいので、
 見学は次回のお楽しみ・・・


 公園の端に古墳のように見える場所があったのですが
 これも次回に確かめないと・・・^^。

 ◆多胡碑記念館
  群馬県高崎市吉井町池1085
  027-387-4928




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この記事へのコメント
 
 ”いしふみの 跡をなぞりて ででの虫” 
                    stego
Posted by 捨蚕捨蚕 at 2010年06月14日 22:31
最近登山道が整備された八束山に、羊大夫の足跡の付いた石があります。
羊大夫、身長が2mを超える大男だそうで、飛び上がった時に付いた足跡なんですって。
羊大夫の持っている馬が、また凄くて、一日で奈良の朝廷まで行けるんだそうです。
どんな奴らやねん?
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎 at 2010年06月14日 22:32
>捨蚕さま

多胡碑の碑文は暗号ではないのか、という説も
あるみたいで・・・楽しいです。

アジサイとででの虫が似合う季節になりました。
Posted by 風子風子 at 2010年06月15日 04:56
>迷道院高崎さま

羊太夫伝説も三種類あって、若干違いがあるそうですが、
ギリシャ神話にも通じるところがあるそうで、むかしの人の
発想は、おおらかでいいですねぇ^^。
Posted by 風子風子 at 2010年06月15日 05:04
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吉井町の「多胡碑」 ♪
    コメント(4)