2014年04月03日
安中市秋間の石仏めぐり(2) ♪
安中市学習の森主催の碓氷歴史考古学講座「石仏めぐり」の
続きです。


急坂を上り、下秋間 後平(うしろだいら)の百庚申を見学しました。
3/16

主尊、脇尊が10基、秋間石で造られた文字庚申塔が90基。

主尊は一面六臂(6本の腕)、三眼の青面(しょうめん)金剛像。
(寛政10年:1798)上部に月と日を配し、弓や法輪を持ち、足下
には「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿を踏み(天帝に罪を報
告させないため?)、憤怒の相です。

丘を下り雉ケ尾川にかかる立石橋からのぞくと、石塔がいくつか
並べられた中に、蚕神 馬鳴(めみょう)菩薩がありました。

写真で見たことはありますが、まさかこんな所にあるなんて!

臼形の石を木鉢のように彫り、馬に乗った姫神 絹笠様がいます。
上部には繭が3個見えます。右手に桑の枝、左手に稲の穂を持ち、
明治26年(1893)の作だそうです。
残存する絹笠様は少なく、幕末から明治にかけて養蚕の繁栄を願
って建立されました。

バスで移動し、東上秋間池尻の東神社(諏訪神社)へ


境内に並ぶ小型の石棺は「馬舟様」と呼ばれ、昔、日照りの際には
蓋をかぶせて雨乞いをすると、必ず雨が降ったとか。

石棺は、古墳の玄室内に火葬された人骨を納めた
もののようです。
参考:『養蚕の神々』/安中市ふるさと学習館
第12回 秋間地区史跡見学会 資料/秋間史跡保存会
平成25年度石仏めぐり資料/碓氷歴史考古学講座
◆東神社
続きです。


急坂を上り、下秋間 後平(うしろだいら)の百庚申を見学しました。
3/16

主尊、脇尊が10基、秋間石で造られた文字庚申塔が90基。

主尊は一面六臂(6本の腕)、三眼の青面(しょうめん)金剛像。
(寛政10年:1798)上部に月と日を配し、弓や法輪を持ち、足下
には「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿を踏み(天帝に罪を報
告させないため?)、憤怒の相です。

丘を下り雉ケ尾川にかかる立石橋からのぞくと、石塔がいくつか
並べられた中に、蚕神 馬鳴(めみょう)菩薩がありました。

写真で見たことはありますが、まさかこんな所にあるなんて!

臼形の石を木鉢のように彫り、馬に乗った姫神 絹笠様がいます。
上部には繭が3個見えます。右手に桑の枝、左手に稲の穂を持ち、
明治26年(1893)の作だそうです。
残存する絹笠様は少なく、幕末から明治にかけて養蚕の繁栄を願
って建立されました。

バスで移動し、東上秋間池尻の東神社(諏訪神社)へ


境内に並ぶ小型の石棺は「馬舟様」と呼ばれ、昔、日照りの際には
蓋をかぶせて雨乞いをすると、必ず雨が降ったとか。

石棺は、古墳の玄室内に火葬された人骨を納めた
もののようです。
参考:『養蚕の神々』/安中市ふるさと学習館
第12回 秋間地区史跡見学会 資料/秋間史跡保存会
平成25年度石仏めぐり資料/碓氷歴史考古学講座
◆東神社